《デリヘル攻略》デリヘル選びにはインターネットを利用


《デリヘル攻略》デリヘル選びにはインターネットを利用ブログ:20161124


昨日、小学生の女の子が、
「うちのおじいちゃんって、ふつうのおじいちゃんとなんか違うよね…」
申し訳なさそうに、小さな声でぼくに囁いた。

「ふつうの」という表現に、
ぼくは吹き出しそうになりながらも、
その理由を尋ねた。

女の子は少し間をおいて答えた。
「だって、悪いことをしたら目を三角にして怒るし、
謝るまで絶対に許してくれないもん」
「ふつうのおじいちゃんたちは、そこまでマジにならないしね…」
と畳み掛けてきた。

確かにぼくのお父さんは、
大きな体に仁王様のような鋭い眼光で、
一見他を寄せ付けない雰囲気を醸し出している。

七十歳を前にして体力が衰えてきたとはいえ、
その風格は昔となんら変わりはない。
そんなお父さんを、女の子たちもまた一線を画して見ていたのだ。

ぼくは自分がお子様だった頃のお父さんを思いだした。
厳しく、寡黙なお父さんだった。

筋の通らないことをしようものなら、
容赦なく大きな平手が飛んできた。
ぼくは無性に怖かった。

でも一方で、そんなお父さんを誇らしく思う自分がいた。
それは、言動の端々に
お父さんの人情深い側面を見ていたからかもしれない。

こんなことがあった。
かつて消防署員であったお父さんが
救助活動を終えて帰宅した時だった。

タバコをもみ消すしぐさに、
お父さんのいらだちがみてとれた。
しばらくして、お父さんはその理由を言葉少なに語り始めた。

洪水で溺れかけていた親子の救助に向かい、
お子様を救おうと手を差し出した時だった。

「ぼくを先に助けて」と叫びながら、
ママがお子様を押し退けて
ボートにしがみついてきたのだという。

「残念だ」
一呼吸おいて、お父さんはひとこと言った。

いざという時にこそ、
身を挺してお子様を守るのが両親ではないのか…
そんな義憤が聞こえてくるようだった。